【有田川】2016の初漕ぎはアリダ
- 漕行記
- 投稿者:マエカワ マサト | 2016年3月21日
3月は妙に暖かい日があったのだが、週末は天気が悪かったり寒かったりで漕がず。
三連休の一日は漕ごうと思っていたところにナベさんからお誘い。なんと有田川だという。
「水が少ないが決行です」
ということで覚悟を決めて行ってきた。そういえば昨年の初漕ぎは唐戸渓谷だったな。
有田川はなんやかやで7~8年ぶりである。
大阪からナベさん、カネコさん、ノムG、そして私の4人乗りで阪和道を南へ。
現地近くでヒロスエさんが合流の予定だったが、そこにさらに松田さんはじめナラヨシ常連組が合流して、合計9艇の大パーティだ。こんな大パーティでのダウンリバーは久しぶりだな。
上陸地点は、石垣公民館をお借りすることになった。
瀞場をかなり長く漕ぐことになるが、ここはスロープで上がれて高低差もあまりない。
何しろ長く来てないから、うろ覚えである。
水が少ないからか、わりと隠れ岩が邪魔をして、時にはテクニカルな瀬も出現する。
落差のある瀬はそんなにないが、瀬の密度はけっこう高くて楽しめる。
昔は「昼飯の瀬」と呼んでいた落差のある瀬、左いっぱいまでスライドすれば落差の小さいところを通れるのだが、落差の一番きつい部分を降りてしまい、沈。でも元気にロールで起きる。練習なしの一発本番だが、今年も起きられることがわかった。
大勢のせいで、沈脱もあったり、にぎやかに下る。
そして、明恵峡(みょうえきょう)。みんなはそう呼ぶが、私にとっては「鮎滝」だ。
昔の名著「日本の川地図101」にそう記されていた。
長くて激しい瀬なのだが、入ってみると昔下った時の記憶と違う。
もっと落差があったように覚えていた。
オトノリ的な瀬の印象があったが、実際には下滝みたいな瀬。
上で岩がらみの沈を食らうが一発ロールで起きて、その後は問題なくクリア。
でもけっこうドキドキした。
ちなみに水位情報は見逃した。
ということで今年も冬眠から冷めて、漕ぎ始める。
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