5/1有田の水は少なかった
- 漕行記
- 投稿者:マエカワ マサト | 2006年5月8日
GWである。
日帰りでは行けない川に行こうと、秋山さん、松田さんと話し合った。
結局、和歌山の有田川(ありだがわ)に行くことになった。
5/1~2の行程である。私は前日から先行して、現地偵察をすることになった。
現地着は4/30の夕方4時。
キャンプ地や食事をとれる店などを探すも、なかなか見あたらない。
二人と合流したのは、道の駅「明恵ふるさと館」で5/1朝。
10時の約束だったが、8時には松田さん、9時には秋山さんが到着した。
私と秋山さんは、過去にこの川を下ったことがある。
その経験から、ゴール地点は松原橋に決定。
ここは明恵峡の下で、橋まで長いスロープで上がっていける。
そこにクルマ一台を残し、スタート地点を探る。
私が以前出た川口の河原、秋山さんが一度出た橋のたもととも、あまり良くなかったので、さらに上流へ。
岩倉という場所で、JAを目印に川に向かうあぜ道に入る。
鮎シーズンにはおとりや鑑札を売る小屋があり、その先に2台くらいクルマを置ける場所がある。川原には遮断機があって降りていけないが、フネを降ろすのには支障ないのでここから出ることにする。
正直いって有田川の水位は低かった。このページなどを参考にすると、1mくらいが最適のようだが、当日は0.67m。瀬はあっても、私たちの技量からするとのんびり下れる程度。(注:3人ともそれなり経験を積んでいる。この水位でも初心者が気軽に下るのは危険)
ただし、ところどころでは底を打ちまくり、またコースを間違えるとクリークまがいの狭い水路を下るはめになる。
同行のふたりは、プレイスポットが少ないので不満そうだった。
たしかに、落差の箇所は多いのだが、かたまって二段三段と落差がある傾向があるので、きちんとエディで止まって入りやすいプレイスポットはほとんど存在しない。
明恵峡(川地図101などにはアユ滝と記されている)は、私が過去ホールでつかまって沈脱したポイントであり、コースの中でも一番テクニカルな区画なのだが、結局直前偵察もなしに、そのまま下ってしまった。
流れが緩いので、次々と迫ってくる落差や障害物も、充分余裕を持ってかわすことができて、かえって拍子抜けしてしまった。
松原橋で上がり、クルマを取りに帰ってから、「かなや明恵峡温泉」で入浴、早めの夕食をとる。その後、キャンプ地へ。
私が目星をつけていたのは「花の里河川公園」で、ここは有料のオートキャンプ場があるのだが、私が前夜過ごしたのは公園入り口にある駐車場である。ここは公園をはさんで住宅地が隣接しているが、公園に水場、トイレもあり、徒歩圏内にコンビニや居酒屋もあるのでポイントは高かった。
私が少し買い出しに出ている間に、同行のふたりが現地周辺を捜索し、より居心地のよい場所を見つけてくれた。それは河川公園と反対側にあるグラウンド横の広場で、三人とも車中泊するので最適だった。
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