5/5むささびホールにつかまる
- 漕行記
- 投稿者:マエカワ マサト | 2006年5月11日
北山川にひとりで来るときは、だいたい筏乗り場にフネを置いておき、小松の駐車場にクルマを回して、そこから歩いて遡る。今回もそうするつもりだったが、小松の駐車場で、年配の男性と若い女性の二人組パドラーに声をかけていただき、回送のクルマに乗せていただくことになった。このおふたりとは、だいたい行動をともにすることになる。
筏がすべて出発したのを見極めて、オトノリに下る。
なんとなく、去年経験したのに比べて、水のパワーが少ないように感じた。
最近雨が少なかったので、ダムが微妙に放水量を絞っているのかもしれない。
オトノリの一段目ウェーブはもう完全にかたちが崩れていて、サーフィンできず。三段目も、一見よさそうに見えるのだが、入ってみると止まりにくい。
結局、オトノリではあまり遊ばず、下ることにする。回送に協力していただいたおふたりと一緒に、話をしながらのんびり下る。
快晴で気持ちがよい。
ショックだったのは、杓子の瀬の下のしょぼいウェーブがなくなっていたこと。昨年まで、私がけっこう気にいっていた遊び場所だったのだ。
むささびホールに至る。
今回はホールがちゃんと存在している。
一説には、パドラーが下流側に石を入れて作っているのだ、という。
そのおかげで、筏が迷惑しているという話も聞く。
とにかくこの日のむささびホールは、中州側からエントリすると、ちょっとコツがいるが、フロントサーフィン状態で止まり、そのまま中央側に行くとそれなりに動ける範囲があった。
サイドサーフィン状態にしてもそれだけだと問題はないが、中央側に入るとつかまって出るのにちょっと苦労する。
見ているとスピンをかけようとしている人たちの中には、そのまま食われて洗濯機状態になっている人もいた。前日には女性がつかまって洗濯機状態のまま出なくなったということだったが、この日は出ないというほどの人はいなかった。
結局、この日遊んだのはむささびホールのみ。スピンをかけなければつかまる心配はないし、それなり面白かった。
吊り橋の下の三段ウェーブは、形が変わって止まらなくなったということで、ダレも遊んでいなかった。
むささびホールで遊んだおかげで、けっこう疲れたので、下北山スポーツ公園内の「きなりの湯」に入浴して帰る。おくとろ温泉も悪くないが、きなりの湯は座敷があって転がって休憩できるので、私の好みである。
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