【由良川】久しぶりの20トン
- 漕行記
- 投稿者:マエカワ マサト | 2010年7月10日
一ヶ月くらい川行きがご無沙汰してしまった。
主に天候の都合である。
梅雨だから天気が悪いのは仕方がないが、このところの雨の降り方は慣れ親しんだ梅雨のそれではない。
一度にドバーっと降ることが多いので、大雨洪水警報のたぐいがよく出る。
行こうとしている土地ではなくても、近隣に警報の出ているときに川に行くのはためらわれた。
そんなわけでしばらく休んでいたが、和知ダムが20トン放水と聞いては行かないわけにはいかない。
KUMAさんと現地で合流。
森の散歩道から下る。
立岩ホールにはひとりパドラーがいたが、寄らずに下る。どこから降りてきたものか、左岸側に鮎釣り師がいた。釣り師に気をとられたのか、岩に乗り上げて沈。ロールで起きたが、さいわい水位のせいか、頭はあまり打たないですんだ。
四段目のウェーブは、最高の状態。20トンを越えると、ナメはじめるのでこれ以上の水位でサーフィン不可。
しかし、水量が多いせいで流速が早く、一度サーフィンしたところで沈。二度ロールに失敗して、下に落とされてしまう。
落ち着けばよかったのだが、そこでもう一度ロールに失敗。
怖くなって沈脱した。いまのフネになってはじめての沈脱。
そこから四段目に復帰するのに、岩を一度登り、さらにフネにのって四段目の岩の裏に回り込み、また岩を登った。けっこう疲れる。
KUMAさんにもつき合わせてしまった。
しかし、おかげで何度もサーフィンに挑戦。
20トンの状態ではウェーブが高く、下と上の高さの違いが楽しめるが、ウェーブに乗るのが難しく、乗れても常に位置を修正しないと徐々に下がっていって落とされる。
その、波に翻弄されている感覚がもどかしい。
この日、鮎釣り師は、立岩にひとり。(さらに釣り師らしいのが降りてくる姿は見た)ざらざらの瀬に三人。
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