【北山川】川の神
- 漕行記
- 投稿者:マエカワ マサト | 2015年5月5日
5月5日は五月晴れ。鯉のぼりが泳いだら気持ちよさそうな青空の下、北山川はロング(音乗~瀞の郷)を下った。ノム爺は肘の調子が悪く、ナベさん、タケポー夫妻と私で4名。
この日は私はちょっとバランスが悪く、よくコケた。
音乗では1段目でコケ、ロール3回でリカバー。
こういう日は何回か漕いでると常に遭遇する。水が入っているわけでもないのに、コケやすくロールもかかりにくい。
北山川に関しては小雨が降っているくらいの天気も悪くはないが、やはり快晴のもとで下るというのは格別。川の神さまに祝福されている気がする。
上滝(通称ナイアガラ)は、前々日普通に通過できたのだが、ちょい段差を落ちる時に左に寄りすぎたようだ。左の隠れ岩に乗り上げて沈。ロール1回で起きれば問題なかったと思うが、起きられず揺れがおさまるまで流れることを選択。すると頭頂部にガツンと衝撃がきた。
数年前に同じ場所で同じようなシチュエーションで右肩を打撲している。
ヘルメットが見事に割れていた。身体にヒットしなくてよかった。防護具のありがたさを感じる。
「調子に乗るな」と川の神に怒りを買ったのかもしれない。
下滝も一回沈はしたが、無事にロールでリカバー。
ロングコースの休憩ポイントは支流の流れ込み。今回は本流も透明度が高かったが、支流はこの上ない透明な水が流れ込んでおり、オタマジャクシが泳いでいた。
しかし、ロングコースは瀞峡から下が長い。なにしろ流れも瀬もほとんどない。
ひたすらパドルを動かして下っていくしかない。
たまにジェット船がやってきて波が起こるが、上下に揺れるだけ。
ひいこら言いながら瀞の郷の駐車場まで下った。
そこからリニューアルした湯ノ口温泉に入浴に行く。
その途中でみたものは、延伸工事中の奥瀞道路。
とんでもない山奥なのに、とんでもなく立派な道路が延びていく。
今年9月のわかやま国体に合わせて完成させるようだ。
完成したら湯ノ口温泉までむちゃくちゃ早く到着できるようになるかもしれない。
おまけ。湯ノ口へ行く途中でiPhoneで撮った北山川(中流部)
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