【北山川】水量たっぷりの下コース
シルバーウィークという名前がいつから定着したのかわからないが、その最後の2日間に一泊で北山川へ行ってきた。
最後になったのは、ナベさんの都合。
今回、タケポー夫妻が都合で来られず、ナベさん車に私とノムGが同乗しての一台行動。
回送をどうしようかと思ったが、道の駅おくとろにもカヤッカーの姿はほとんどない。
ナベさんが「たんけんくらぶ」の岡本さんに電話して、回送に協力してもらうことになった。
なので無事、オトノリ~玉置口までのロングコース。
オトノリは5月と変わらず。マイルド~に下れる。
下り初めてすぐ感じたのは「今日は水量が多い」ということ。台風などで雨が多かったせいだろうか、観光放流で水量があまり変化ない上流コースでも豊水に感じた。
面白かったのは「わかやま国体」の出場選手だろうか。ワイルドウォーター艇で下っている若者がいたこと。
杓子の瀬の下で沈脱して仲間に助けてもらっていた。
ムササビは相変わらずパドラーの遊び場。しかし水量が多いせいか、ホールではなくてその下のウェーブで遊んでいる人も。
小松を越えて発電所の放水口に至ると、すごい勢いで放流が。後で岡本さんに聞いたところによると放水量は「70トン」とのこと。
放水口の下に下滝があるわけだが、ここはすごいことになっていた。
いつもは行かない左岸サイドよりエントリー。
さらに小和田の瀬は、もっとすごいことになっていたのだが、あいにく動画を回していなかった。
どうすごかったのかというと、真ん中が一番よかろうと思ってエントリーしたのだが、落差を落ちてストッパーをくぐった後、もうひとつストッパーにぶつかった。そのおかげで完全にフネの勢いが止まり、そこへ左サイドから返し波を食らった。止まってる状態だからひとたまりもなく沈。ロールも相当苦労した。私の前を行ったノムGも同じだったそう。後ろから来たナベさんは前二艇の挙動を見て避けたが、ボイルに突っ込んで出るのに苦労したそうだ。
上がって、「わかやま国体」に合わせて延伸された奥瀞道路を使って、小川口へ出る。これまで山の中を延々走っていたのが嘘のようにすんなりアプローチできた。山奥にすごいトンネルが通っているのだ。これを通って、新宮側から観光客が北山村に来始めている。おかげで、奥瀞を走っていると対向車がやたら多くなった。
湯ノ口温泉で入浴。小川口の河原でキャンプをしていると、夜になって岡本さんが来訪。夜更けまでナベさんと話し込んでいた。
翌朝。最初の計画ではオトノリ~小松でも漕ぐ予定だったが、前日の状況で満足した三人はすっかりその気がなくなってしまっていた。結局この日は漕がずに、入之波温泉山鳩湯に入浴だけして、早々に帰ってきた。
コメントする