【有田川】新緑深まる
- 漕行記
- 投稿者:マエカワ マサト | 2016年4月16日
土曜日にどこかへ行こう、となって前日になったらどこも水が減ってしまった。そこでまた有田川。
今度はいつもの5人メンバー。たけポー夫婦は今年初。なぜか「もう有田はラスト」と前回言っていたノムGも来た。
ナベさんの提案で、出艇前に石垣公民館より手前で上がれる地点を探る。右岸側をいくらか見て回ったのだが、いずれも不発。
さて、川は乳白色に濁っていた。数値的には61cm(金屋/11時)と前回と変わらない。なのに川を見ると少し水が多いように見える。
およそ1ヶ月前の時と比べて、山は新緑の色に彩られていた。天気も最高。気温も高い。
漕いでみると、やっぱり水が多め。前回は隠れ岩にかなり注意が必要だったが、今回は気にならない。
昼飯の瀬は、前回は右側から入って沈したが、今回は中央突破ができる状態だった。
明恵峡では、私はまた前回と同じ岩に吸い寄せられて沈。ロールでリカバリーして下った。川にも相性の悪い部分があるのである。
全般的に、今回の水量はベストに近いと思う。下るのに支障になる部分はほとんどなく、さほど水のパワーも上がっていない。数値は前回と同じなのにどうしてこう違うのだろう?
結局、石垣公民館で上がり、明恵峡温泉に行く前に、川からみた上がれそうな地点を陸上から確かめておこうということになった。
しかし、陸上からアプローチすると、みかん畑の中の道が複雑に入り組んでいてわかりにくい。とりあえず車をとめて、徒歩で探ることにする。ノムGはまるで遊びに行く子どもみたいな勢いで駆けだして行った。
ナベさんと私が追い掛けていくと、なぜか左手をおさえて戻ってきた。みると、手に傷を負って血がかなり出ている。
川へ降りる坂道を走り降りて行って止らなくなり、こけてしまったのだそうだ。
もう温泉どころではなくなり、近くの病院へ搬送。左手はぱっくり切れていたので縫うことになった。手の傷の他は顔と膝の打撲擦り傷くらいで大事はないらしい。
ノムGも当年とって77歳。川で一緒していて、ほとんど老人ぽいところを感じないくらいだが、さすがに若い頃と同じ足腰ではないらしい。しかし、元気がよすぎるというのも問題だよ。
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