6/11鮎師のいない解禁直後
- 漕行記
- 投稿者:マエカワ マサト | 2006年6月12日
由良川(山家区間)の鮎解禁は6月第一週のはずなので、解禁後はじめてのダウンリバー。
いつものように単独行で自転車遡行。
川の写真ばかりだから、たまには陸上の写真を入れておこう。
山家駅付近の上原町(かんばらまち)の府道から山陰本線を見下ろした絵である。
山陰本線は、本線といいながらここいらでは単線だ。
実のところ、私はこの山家の風景が大変好きなのだ。
森の散歩道から出艇。
立岩へ。
立岩上の瀞場には7~8艇のパドラーがいて、なぜか静水カートホイール大会をしていた。
放水は7時から13トン。鮎釣りへの配慮か、この時期は7時放流開始のことが多い。
由良川の水位について簡単に説明しておくと、この区間の水位はほぼ和知ダムの放水量によって決定される。普通の川は晴天が続くと水位が下がるが、由良川(のこの区間)の場合は、発電しているかぎり13トンの放水量は確保される。ただし、放水時間(=発電時間)は短くなる。
考えてみれば、今年もほぼ半分過ぎたが13トンの立岩に来るのは今年はじめてなのだ。
立岩四段目のウェーブは、あいかわらず普通にサーフィンはできるが、なんとなく幅が狭くなったような感じがする。
この日は鮎釣り師の数が極端に少なかった。見たのは、ヤナで一人と、森の散歩道で一人だけ。森の散歩道の釣り師は私が出たより上流で釣っていたし、ヤナの釣り師は車を置いた時に見ただけで、下ってきた時にはいなくなっていた。つまり、私の進路上にはひとりもいなかったのだ。
鮎の姿も見かけないし、川の環境が変わったのだろうか?
ヤナに到着した時、長くて古めのプレイボートやファルトなどのダウンリバーのグループが遅めの昼食をとっていた。鍋が余っているから食べないか、と声をかけていただいたので、遠慮なくごちそうになり、かわりに由良川の情報をお話しした。
フジタカヌーのツアーなどに参加されている、わりと中高年のグループだったが、吊り橋から出艇したそうだ。なんでも吊り橋の下のスロープに車をおろして、上がらなくなって往生したとのこと。(昔私たちもやったことがある。車をとめるなら山家駅前にとめたほうがいい)
この後、彼らは新綾部大橋まで下るとのことだったが、大丈夫だったろうか。
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