はじめてAirに乗ってみた【奈良吉野】
- 漕行記
- 投稿者:マエカワ マサト | 2010年3月14日
3月も半ば。川の虫がうずき出す頃である。
というわけで新艇(中古だが)Airをたずさえて、晴れた日曜日、奈良吉野に行ってきた。
いつものようにボウリング場前に艇を置き、天理教まで車を回して、自転車回送。
先日、フィッティングブロックを膝のあたる場所に貼り付け、標準のサイ・ペルトは外しておいた。しかし、漕ぎ出そうと思ってふと見ると、ブロックが剥がれてしまっている! 仕方がないのでブロックは後ろに突っ込み、サイ・ベルトを付け直した。その状態で漕ぎ出す。
ちなみに水位は、1.31m(五條/11時)。感じとしては、多くもなく、少なすぎもしない。
Airにはじめて乗った感じは、結構グラグラするというものだった。ただクイックな感じのグラグラ感ではなく、ラウンドボトムの艇にはじめて乗った時の感覚に似ている。コントロールできそうな感じのグラグラ感だった。
今日は、およそ8ヶ月間のブランクを取り戻すことと、とにかくAirの感覚に慣れることが目的。あまり遊ばずに下った。
Airは、私が体重オーパ-を承知で乗っていることもあるが、よく沈んでいる。バウデッキが低いタイプなので、前に体重をかけるとバウが水の中に入る感じだ。送られてきた時から、シートをワンポジション下げてはあるのだが、ひょっとしてもう一つ下げたほうがいいかもしれない。
その代わり、ロールは軽い。力を入れることもなく、ひょいと起きてしまう感じだ。ただ、新しい(といってこれも中古だが)パドルがまだ慣れていないので、ロールのスタートをうまくできないことがある。
フィッティングは、当然だが、まだまだ改良の余地がある。
サイ・ベルトは見た目よりはしっかりホールドしてくれるが、どうしても動く感じがある。やはり、ブロックで膝を外に押しつけるかたちがいいと思う。
問題なのはシート。バックレストまで一体になったシートなのだが、背中に当たる部分に違和感がある。
Air45は艇長が短いこともあって、よく回りそうだ。
試してみたかったが、昨秋以来軽い五十肩気味の左肩に違和感があったため、無理をせずに下ってきた。
とりあえず、フィッティングを自分に合った状態に調整すること、艇とパドルに早く慣れることが当面の目標だろうか。
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