【由良川】閉ざされた散歩道と二度のスタック
- 漕行記
- 投稿者:マエカワ マサト | 2012年4月21日
朝まで奈良吉野に行くつもりだったが、由良川のテレホンサービスで終日16トン放流だというので気が変わった。
今年はじめての由良川に行く。ちなみに昨年は一度しか行かなかった。
いつものように下替地(したのかち)町の通称「森の散歩道」から出ようと思って行ってみると、なんと川への降り口が柵で覆われている。
簡単に入り口だけを閉ざしてあるのではなくて、完全に降りられないようにしてあるのだ。
ここはカヤックだけでなくて、鮎釣り師のための降り口にもなっていたのだが、もう降ろさないということなのだろうか。
由良川に来なかった1年足らずの間に、いったい何があったというのだろう?
仕方なく、立岩から出ることにした。
立岩の上の駐車場所にフネと道具を置き、山家観光ヤナに向かう。
ところが、車を駐める前にスタックしてしまった。
切り返して駐めようとした時、少しだけ砂の柔らかい場所に進入してしまったようだ。
自分ではどうにもならないようだったので、JAFを呼んだ。
1時間以上の時間がかかったが、陽気な若いJAFのあんちゃんがやってきた。
ただ、レッカー車は河原に降ろせないという。上がれなくなってしまうのだと。
ジャッキアップと、車輪の下に鉄板を敷いてくれて、なんとか車を地面の堅い場所に戻すことができた。
JAFのレッカー車で、ついでに立岩まで送ってもらった。
別れ際に「また帰りに呼ぶかもな」「いいですよ。いつでもどうぞ」というようなやりとりがあったが、それが現実になろうとは。
立岩の四段目に担いで降りて、ちょっとだけサーフィンをした後、下った。
川について何も書かないが、それほど今日は川の印象が薄い。
ヤナで上がって、車にフネをしまい、上がろうとしたら、またスタックしてしまった。
仕方なく、またJAFコール。また1時間待つことに。
ただ、今度は阪神の試合がはじまっていたので、退屈はしなかった。
JAFのあんちゃんは、さすがに二度目だけに心得ていて、ランクルを連れてきてくれた。
ランクルで引っ張ってもらって、竹藪の中の道を上がる。
上がってから気がついたが、由良川漁協の名で「降りたらあがれない場合があるので注意」という看板が立っていた。
どうやら、私以外にも上がれなくなった人がたくさんいたようだ。
由良川、入り口も出口も使いづらくなってしまった。・
散歩道入口、鍵はかかっていましたか? 写真からみると農作物の獣害防止用に見えるので。時間ができたら覗きに行ってきます。
車から降りなかったので、鍵はたしかめていません。
お時間があったら、見ておいていただけると助かります。
今度、新しい出入り口を探しにまた行こうと思ってます。