サーファーズ・イヤー
- 無駄話
- 投稿者:マエカワ マサト | 2012年5月15日
週末、櫛田川から帰ってから、左耳の調子がおかしかった。
私は、子どもの頃から耳垢がたまる体質で、しかもベタベタした耳垢なのでよく詰まってしまう。
特にロールで耳に水が入った後など、よくある。
無理に耳かきなどでほじくると、外耳道に傷がついて炎症になってしまう。いわゆる外耳炎で、過去2度ほど経験した。
外耳炎になると、1ヶ月ほどカヤックなどやれなくなる。
なので、耳鼻咽喉科に行ってきた。
医者は耳の中を覗くなり「耳垢がガチガチに固まって、栓のようになっている」と言い、掻き出しにかかったが苦戦したようだ。
時間をかけて、なんとか掃除してくれた。
さらに医者は「あなたの左耳はサーファーズ・イヤーになっている」 と言った。
サーファーズ・イヤーというのは、外耳道に冷たい水の刺激が加わることにより、骨が増殖して張りだし、外耳道が狭くなる症状だ。
知ってはいたが、自分がそうなっているというのには驚いた。
道理で、左耳だけ水が抜けにくいわけだ。
おかしなことに、右耳はまだサーファーズ・イヤーとまではいえないが、少し骨の張りだしが見られるという。左右で症状の進行が違うというのはどうしてだろう?
医者は毎年シーズンはじめに診察を受けるように、といった。
梅田に出るついでがあったので、 阪神百貨店のスポーツ用品売り場で、水泳用の耳栓を買ってきた。
いろいろなタイプがあったが、パドリング中に脱落するのは避けたいので、紐つきのものを選んだ。
紐の途中に輪っかがあるので、ここでヘルメットに固定できる。
音が聞こえにくくなるが、今後は鼻栓だけでなく耳栓もして漕がないといけない。
そういえば、由良川でよくお会いする広瀬さんも、耳栓をぶらさげておられた。
一日何十回もロールするフリースタイル派ならともかく、私のような軟弱パドラーでもサーファーズ・イヤーになるとは。
皆さんもお気をつけて。
コメントする